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#カノジョできないの私だ。

男女平等社会と草食男子との関連性について [随想]

本題に入る前に2点ほど。

まずは、その後、菊川怜さんから交際お申し込みのお返事が来ません。(;_;)
フラれたのでしょうか?(涙……

それから2点目。
本日ついに、当ブログのランキングが「10位」になりました!トップテン入りです!皆さま有難うございます。
ずーっっっと「もうすぐトップテン」状態が続いていて、なかなかトップテン入りの壁は厚いな、と思っていたのですが、ようやく入れました。後は落ちるのみと思います。(爆)

さて本題。


先日の『日本の、これから』における討論の中で、いわゆる「草食男子」の話題となった時、未婚男性陣の間から、「だって女性をうかつに誘ったら、かなりの確率でセクハラになりますよ!」、「女性に声かけるっていうのは、失業の危険をはらむ行為なんですよ!」てな声が物凄い勢いで噴出いたしました。
これは『宝島』を読んでくださった方ならご存知の通りですが、私自身も、職場に本気で好きになった女性がおりまして、悶々とした挙げ句お食事に誘ったところ、
「どうして!?」
の一言でキッ!!とにらまれ、そうして彼女が職場から消える顛末となりました。
さらに、これは雑誌の取材以降のことになりますが、私がちょっと別のオフィスへ配置換えとなりました。
その際に、「セクハラ」に関する冊子を無言で渡されたのですが、「何かね?」と思い読んだところ、こんなことが書いてありました:

「セクハラ被害者から相談があった場合の対処策
1)配置換え (以下略……」

どうやら私の行為は完全に「セクハラ」認定受けた模様です。本当に有難うございました。
同僚を食事に誘っただけなのに……。(泣……
#しかも、さりげなく、1回きりですよ?

このように私自身も経験済みですので、あの番組での男性陣から出た声は重く響きました。「被害妄想」とか「考えすぎ」じゃあないのです、あれらの意見は。

「近ごろの男らは女性に自分から声をかけて来ない」と言って「草食男子」とか呼ばれているわけですが、例えば職場で女性へ声かけたりしたらば、良くて私のような処分、悪くすれば失職に至ります。
「草食男子」と「セクシャルハラスメント防止策」とは、関連大アリと言って間違いなかろうと思います。


その他にも、1986年、私が夢に胸踊らせてcollegeへと入学した年から施行された「男女雇用機会均等法」などによる男女平等社会も、かなりの影響力を持っていると感じます。

私個人のケースでは、私ども非正規社員(=個人事業主)を取り仕切る上司(正社員)は、たいてい女性です。そして彼女らは、もうすぐ1周年を迎えるアキバ事件の際、記事に書いたごとく、私らを文字通り「白眼視」して、大変おっかないです。(((( ;゚Д゚)))
こういう環境下で長年過ごしていると、女性がどんどん恐ろしくなって来ます。

まぁこれは、あくまで私の経験に基づくものなので、一般化するのは無理かも知れないのですが、どうも男女平等社会と「草食男子」とは根深く関連している気がしてなりません。
男女平等社会では、すべからく女性を立てなければ怒られます。男女平等社会とは、今、盛んに指摘がなされておりますが、実態は「女尊男卑」社会なのです。
どうも何かにつけ、バランスを取るてーのは難しいものなんですな。

こんな社会に生きておりますと、アニメの美少女へ走る男も出て来るし、自分を「ご主人様」と呼んでくれるメイド喫茶のメイドさんに萌え狂う男も出て来るってものです。また、中にはもっと激烈に「男尊女卑」な世界を求めた挙げ句、女性を「調教」するゲームなどにハマる男も出て来ます。(注:私はハマってはおりません。)


てなことを思う今日この頃なのですが、
如何なものでしょうかね?
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Ayame

なるほど、ずしっと重くのしかかる問題ですね。
思い当たる節がありますよ。
女性の立場で、考えたら、そういう発想になるだろうなと。

ただし、私は、過剰反応は好きではありません。
新型インフルエンザの過剰反応のおかげで、怖くって、アメリカから成田に近づけませんよ。(怖いと言うのは、移る心配ではなくて、隔離監禁などの過剰なとばっちりのことですぅ。)

発熱だけで、診療お断りですからね。そりゃあ、お食事誘う=セクハラ????
意味不明。
どうして、うまく流せないのでしょうかねえ。
断ったのに、しつこく誘われた場合にこそ、ストーカーと認定すべきです。
そりゃあ、嫌がおうにも草食男子が育ってくるわいな。

それで、バーチャルの世界に浸る人ばっかりで、生身の人間通しのやり取りがますます下手になるでしょ。
怖いもんね。

女性も勘違いしてますね。

恐るべし、肉食女子。
世知辛い世の中になっていると思います。

ご苦労様です。


ちなみに、研修*の夫を指導する立場の私が、食事に誘ったのは、逆セクハラにならなかったのか。ほっとしましたよ。
運命なら許される訳ですね。あ、どうせ、研修期間終了だったし。

脱線。ははは。


by Ayame (2009-05-12 07:07) 

ぷぁりー

>>Ayameさん
違う違う!Ayameさんがお食事に誘ってもセクハラ問題にならなかったのは、女性から誘ってるからですよ。食事(飲みニケーション含む)に誘うのが「セクハラ行為」となるのは、男性側から誘った場合のみです。だから私は「女尊男卑」論に同意なんです。
あ、あともちろん、Ayameさんが魅力的な方だった、というのもありますよ。(^^;
いや本当に、男性から誘ったって、例えばオードリーの春日氏のようなイケメンからだったら、それはセクハラ問題にはなりません。

しつこく誘ったらセクハラ、というのは私もそう思いますし、先日のNHK番組でも未婚男性陣からたくさん同じ声が上がってました。(女性側から、「セクハラってされるのは、しつこいからでしょう!?」との声が湧いた時、「いや一回だけですよ!!」と。)

そろそろ "Men Liberation" (メンリブ?(笑)運動を起こす時かも知れません。
そんなメッセージソング書いてデビューしようかな?(^^;
by ぷぁりー (2009-05-12 15:08) 

223

私の勤務先に以前いた男が女尊男卑を専門に研究しています。彼のサイト、参考になるかもしれません。
http://danjomondai.hp.infoseek.co.jp/
by 223 (2009-05-13 01:38) 

ぷぁりー

>>223さん
なんと先日の『SAPIO』で語っておいでだった方は、223さんのお知り合いだったんですね!?
ほんと、世間は狭いですね!

サイトのご紹介、有難うございます。これからゆっくり拝読したいと思います。
by ぷぁりー (2009-05-13 02:01) 

Ayame

いやぁ、強くて怖いくせに、『私達女性は弱いのだから、守られて当然』と、勘違いしている女性達が、いるから、ますます、男性を萎縮させていくわけですか。

女尊男卑ということは、さらに一歩進んで、文字通り、女は偉いのさ。と、全面に押し出している強者でしょうかね。

ちなみに、私の本職の業界でもとうとう女性が4割になろうという勢いで、増えてきていますが、結婚、出産、子育てとの両立に苦しみ、あげく、「男性と同等の働きが出来ないのは、能力が劣っているから」、「努力が足りないだけで、女性の弱さを理由にしている」と、それは、頑張って今までの栄光を築き上げて来られた老女が、とんでも発言をしたりしています。

私は、その昔、「女のくせに」と面と向かって言われましたし、女性と言う理由で、本ちゃんとは思ってもらえません。
私の周囲では、まだまだ、女尊男卑を見たことがないです。
by Ayame (2009-05-13 04:37) 

ぷぁりー

>>Ayameさん
私は米国でフェミニストの先生について勉強させていただきましたので、あまり「女性が悪いせいで……!」みたいなことは言いたくないんです。しかし、どうも昨今問題化している「草食男子」という現象は、女性が作り出していると見るのが、客観的に正しいように思われます。

男尊女卑文化を打破するためには、このくらい女性が頑張らねばならなかったのでしょうけどね。

ただ、Ayameさんのごとく「女尊男卑を見たことがない」という方もいらっしゃるわけで、色々な立場の方が発表をして行く必要がありそうですね。

それにしても、雇用問題(正社員になかなかなれない)に関しても、お歳を召した方々の言葉はキツイですが、ジェンダー問題に関してもそうですか。
やはり「若もんが甘えおって……」と見えるんでしょうねぇ。
by ぷぁりー (2009-05-14 00:03) 

Ayame

私は、老世代から見たら、かなりのアマチャンであると自覚しています。

でも、育つ環境は世代で異なり、昔の常識を一概には当てはめることはできませんね。
自分で、頑張ろうと思っても、無理です。破綻しそうです。
アメリカで、専門職の仕事につこうなんて、私には、不可能に近い。子育てで精一杯。
それを、家庭に逃げていると言われるなら、はい、その通りです。
4人うんで、教授をしていた方だって、実は、仕事の間には、子どもを誰かに見てもらう保証があったからで、一人で、それをやっていたら、無理。

それでも、「あなたの努力の問題ね。」
で、片付けられると、涙が出てきますね。

そうそう、渡辺さんという三菱商事から、スタンフォードのMBAを取得後、アメリカで独立コンサルティングをしている女性が、自分のブログで、日本に未来は無いから、海外で仕事をしようと言う意見を述べられたそうですけど、私に言わせりゃ、アメリカに住んでいたって、仕事を探すのはたいへんです。いつも、日本に帰国した時だけ、働いているんですけど。
みんながみんな、彼女のように強くて、頭が良くて、異国の地で、仕事を勝ち取れるような勝ち組ではないんですよぉ!


いいや、今は、時給12ドルの公文の丸付け要員で。
by Ayame (2009-05-14 03:29) 

ぷぁりー

>>Ayameさん
私も、もはや日本に生きる場はない、かくなる上は海外へ……とか考えたりするのですが、少なくともアメリカは駄目ですよね。なにせ、今「生きにくくなった」と嘆かれている我が国の「お手本」が、まさにそのアメリカ合衆国だったわけですから。今より徹底してキビシイ社会へ行ってどうするよ?て話ですね。

でも、過酷な家庭で生きるおかげで仕事が楽しくなるように、あえて過酷な国へ行き、地獄の苦労を味わって帰ると、日本が「地上の楽園」と思えるかも?という気もします。(笑)
by ぷぁりー (2009-05-17 00:15) 

ぷぁりー

>>けんけんさん
nice! 有難うございます。
早速ブログ、お邪魔し拝読しました。タイトル下のブログ紹介文から、いきなりツボでした。(笑)
コメント投稿ができないように見えたので、こちらでのコメントで失礼します。今後ともよろしくお願いいたします。
by ぷぁりー (2009-05-17 00:17) 

Ayame

↑ぷぁりーさんが、どつぼにはまった紹介文をお書きになられたけんけんさんのブログに興味がありますねぇ。
どうやったら、so-net会員でない私も訪問できますか?(よもや、「ぐぐれかす」とは、言わない・・ですよね?)

nice!の星も自己報告しかできないしぃ。

ところで、順位が8位に上昇中ですね!とうとう一桁じゃないですか。
おめでとうございます。

本題ですが、アメリカに来るには、視野を広げて、日本の良さを再認識するために来るべきだと思います。そこで、残るも由、ただし、いつも、日本人としてのアイデンティティーは確保して、出来る範囲で日本への貢献をした方が良いと思うのよ。
捨てる、逃げるという感覚は、しょせん、青い鳥シンドロームに過ぎません。そういう人は、どこに行っても負け犬になる素質がありますからね。
あ、前述の渡辺女史のようなタイプは、日本の水に合わず、アメリカで成功する気質は十分そなわっていらっしゃるようです。周りを見回した経験上。
by Ayame (2009-05-17 00:37) 

ぷぁりー

>>Ayameさん
けんけんさんのブログは、nice!の画像クリックで飛べませんか?

順位が8位に上昇。本当に有難うございます。
みなさんが私に同意とはとても思えませんが、少なくとも関心は持っていただけている。それが大変嬉しいです。
雇用問題で言論界に出たいと夢見ている私ですが、このアクセス数を見ますと、なんだか恋愛問題こそ、天が私に「語れ!」と課した課題なんかな?という勘違いをして来ます。(笑)
真面目な話、「非モテ」で本にする原稿書いてみようと、実は意志固まってます。

アメリカで成功するには、それ相応の素質が要る、というのはおっしゃる通りでしょうね。
あと、アメリカ行ってみると、日本に対する健全な「愛国心」みたいのが湧きますね。(あそこは母国を悪く言う人間を蔑むお国柄だから。)
by ぷぁりー (2009-05-17 01:48) 

高橋亭

機会があれば声を大にして言いたい。
女とは、「男は金を産む機械」としか思っていない。金を産めない男を「負け組」と見下す。そんな女との付き合いはこっちから願い下げだ。
一生独身でも一向に構わぬ!
世の女を全て敵に回してもいい。
by 高橋亭 (2009-06-04 22:14) 

ぷぁりー

>>高橋様
コメント有難うございます。
私も、概ね同感です。
少し前までは、可愛らしい女性を見かけると純粋に惚れぼれしたものでしたが、最近は一瞬、可愛いと思っても、1秒もせぬうちに
「どうせこやつもカネと安定と地位・名誉が欲しいていう手合いなんだろう……」
と半分無意識に思ってしまい、恋すらできぬ体質となってしまいました。
私の場合、一生独身「でも構わぬ」ではなく、むしろ独身を選択したい!という心境です。(^^;

ただ私も女性に対し、可愛いお顔とお洋服(笑)とを求めるヘンタイさんですので、お互いさま、とは思っています。
by ぷぁりー (2009-06-05 00:26) 

ブラド

ぷぁりー 様へ

私は26年間生きてきて学んだことがあります。
女のためなんかに死なぬこと。
そしてさっさと女尊男卑主義者達に政権を取らせて、国を滅びるに任せればいいってことを。
by ブラド (2009-07-31 17:10) 

ぷぁりー

>>ブラド様
コメント有難うございます。

26年でその境地に至るとは、物凄いですね。私はその当時、たしか今以上に恋に恋して大変でした。(笑)
愛する女性を賛美するロック(と書いて賛美歌(笑)なんぞを大量生産してましたね。(^^;

後段は、私の考え方と通ずるところがあります。共産主義でいう「革命的祖国敗北主義」とも通ずるか?と勝手に思っているのですが、あえて祖国が崩壊するよう努める行き方ですね。

私もやけくそでその考えに至ったのですが、ブラドさんも、何かやけくそな気分にならざるを得ぬ体験をなさったのでしょうか。
もしくは、やけくそなんかではなく冷静だったらすみません。
by ぷぁりー (2009-08-01 01:25) 

えもんかけ

≪中華民国憲法は、男女平等と書かれているようです≫

 中華民国(台湾)憲法によると
 中華民国(台湾)の人民は、男女、宗教、種族
 階級、党派を分つこと無く、法律上では一律の平等が在る
 と書かれているようです。 


http://info.gio.gov.tw/ct.asp?xItem=13370&CtNode=904&mp=1#2

http://74.125.153.132/search?q=cache:OtskNgNz6xsJ:www.gio.gov.tw/info/news/constitutionc.htm+%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E6%B0%91%E5%9C%8B%E6%86%B2%E6%B3%95&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&lr=lang_zh-TW

 中華民國行政院新聞局

  中華民國憲法

  ・第 二 章 人 民 之 權 利 義 務 § 7-§ 24


   中華民國三十五年十二月二十五日制定
   中華民國三十六年一月一日公布
   中華民國三十六年十二月二十五日施行


   第一章 總綱

     ~

   第二章 人民之權利義務

    第七條 中華民國人民,無分男女,宗教,種族,
        階級,黨派,在法律上一律平等。




   版權所有:行政院新聞局‧10051台北市天津街2號
by えもんかけ (2009-09-18 01:01) 

ぷぁりー

>>えもんかけ様
レス大変遅れまして失礼しました。

中華民国では憲法で男女平等が明記されていましたか。
さすがは我が国が、大阪、名古屋に先駆けて帝国大学を設立し、惜しみなく文化的支援を行った国だけのことはありますね。私ども日本人の子孫も、誇りを覚えます。

貴重な情報、有難うございました。
by ぷぁりー (2009-09-20 22:43) 

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