今週号の『ＳＰＡ！』は面白い の巻

先日は『ＳＰＡ！』購入を皆さまに義務づけたりしまして大変に申し訳ございませんでした。m(_ _)m
確信的に申し上げました。m(_ _)m
でも昨日発売の今週号を読んだところ、今度の方がお薦めだったみたい。

いや、今度は優里さん関連じゃないんですが、「生きづらさ」についての特集がとても面白い。
「面白い」って言っても"interesting"の意味で、まぁ、いつもながらの笑える記事も豊富なのですが、なかなかに深い記事が読めます。私が知る限りでは過去最高に深いかも？

例えば加護ちゃんの言葉：

「きっと日本人とアメリカ人、足して２で割れば最高かも（笑）」

冗談ぽく「（笑）」付きで語っていますが、なかなか鋭いです。

なんでも加護ちゃんは日本でバッシング受けてる間、アメリカに行ったりしていたそうで、その経験からの感想が上の言葉です。
私もアメリカを少しだけ知っている人間として、同感です。

アメリカ人は多くの日本人に思われてるより遙かに賢いし、優秀だし、民度が高いです。ですが、行き過ぎた自己責任主義とか、とても真似すべきではない点も少なくありません。（その悪い方だけ、何故か日本人は真似しつつあるんですが。）
我が国には我が国の良さがある。誇るべき、残すべきものがある。
ここは加護ちゃんのおっしゃる通り、アメリカ人と日本人とを足して２で割ったら、結構いいものが出来上がる気がします。

私は再三書いている通り、子宝に恵まれた相棒の辻ちゃんだけは「おめでとう！」とか祝福され、イケメンと２ショットのニコニコで、他方、おんなじようなことしてたのに子どもを身籠もらなかった加護ちゃんは汚れとなってネットで叩かれ事務所をクビにされ、っていうのを見て憤りを感じ、自分は加護ちゃん擁護派で行く！と決めていたわけですが、どうも目に狂いはなかったようです。

それから、武蔵大学教授の社会学者、橋本健二先生のコメントも鋭いです：

「"貧困"というものを論じるときに、"飢え死にするほどの貧困ではないじゃないか"などという意見がありますが」（ぷぁりー注：例えば奥田トヨタ自動車相談役さんですね）、今や貧困を食える食えないで測るべきではないのが「世界的な常識です。」
「冠婚葬祭への出席や祝儀、晴れ着や礼服の有無など」「貧しいと、普段の人付き合いをすることも困難になる。こうした不自由が貧困の問題なんです。」

これは鋭い！
私には肌身に浸みて分かります！

前、親友の披露宴２次会にお呼ばれした際の記事上げた時に書きましたよね？
私は大学専任講師を辞めてワーキングプアになった途端、結婚式に呼ばれなくなったんです。ほんと綺麗に、パタッ、と。
年賀状を出しても、ほとんど返事をもらえなくなったし、
そういうところに、私も「貧しさ」を感じてます。

いや今週号はどうしちゃったんだろ？(^^;
これぞまさしく、MUST！です。

で、これは普段の『ＳＰＡ！』ノリなんですが、このブログ向きな記事引っ張りますと、
先日書いて驚くべきアクセスをいただいている「独女が求める理想の男性年収」ですが、やっぱりデフレ化なんてしてないのかな？という記事が一つ。

３０歳フリーター男性のコメントなんですが、
「アラサー女性に人気の女性誌に載っていたアンケート記事で、"彼氏の年収は1000万円ちょいが平均"みたいな結果になっていた。」
って言うんです。
これは昨年まで私がよく耳にしていた相場に近いですが、まだ値崩れは起きてないのでしょうか？
まぁ、女性誌にどこまでの信憑性があるか？って問題ですかね？

ちなみに同じコラム中には２４歳塾講師によるコメントもあるのですが：

「世の中にはものすごい数のＡＶ嬢や風俗嬢がいますよね。」ってんで、
「いつか俺が出会うかもしれないコも、男優にぶっかけられたり……（中略）……そう思うと萎えますよ」
って！
あなた、DVDとかの見過ぎ！（笑）

その他、「ブスが白人男にモテモテは本当なのか？」とか、「アラサー女の[ズッコケ婚活]が大暴走中！」なんて特集もあり、なんか盛りだくさんですよ？

ちなみに表紙は俺の妹、加藤ローサちゃん。

完璧だ！