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#カノジョできないの私だ。

「古い友人が受賞したよう」ぷぁりー氏も歓喜--『おくりびと』 [随想]

ご存知の通り、映画『おくりびと』がアカデミー賞外国語映画賞を受賞しました。
それがこのブログとどんな関係があるんか!?と問われるでしょうが、ちょっとした関連があります。

私は『宝島』において、中学生時代バンドでボーカルをやり、結構モテたと激白していますが、この時のバンド名を衝撃!特別公表してしまいますと!
「受動隊 be+かこぶんし」
と、いいました。
私が命名しました。(センスいいでしょ?(笑)

今モニタの前で「あっっっ!!!」と言った貴女!そう貴女!
わたすが、変なおじさん……じゃなくて(今はそうだけどorz)、あの時のボーカルでございます。大変ご無沙汰いたしました。お元気ですか?私は細々生きてます。あの頃は盛り上げてくださって本当に有難うございました。いただいたカップとかお手紙とか、全部飾ったり、取ってありますよ。

さて、この「受動隊」が超一部地域で大ブレイクした時、『おくりびと』で主役を演じられたモックンこと本木雅弘さんらは「シブがきトリオ」という3人ユニットでアイドル活動されていました。それが我々「受動隊」のブレイクから数ヶ月後、突然「シブがき隊」と改名されました。
この理由はWikipediaによりますと
「あえて『トリオ』から『隊』とした意味を、メンバーは当時あるテレビ番組で『「たのきんトリオ」は「トリオ」だったけれど、ぼくたちは『隊』という形で(メンバーやファンなどの)みんなと連帯したい』などと答えていた」
と記されておりますが、なーんとなく説明に無理を感じるのは私だけでしょうか?(たぶん、そうでしょう。(笑)
少なくとも私たち「受動隊」のメンバーと、そのファーンの皆さんは、「これは絶対に受動隊ヒットのせいだ!」と信じて疑わなかったものでした。それくらいの人気沸騰ぶりだったのです。

で、まぁ、上記の件は我々の妄想としても、年齢もほぼ一緒だし、同じ時代にアイドルをやってたし(笑)、なんだかシブがき隊の皆さんは、私には「お兄さん」とか「旧友」みたいに思えるのです。だから、そのメンバーの1人であったモックンがオスカーを取ったというのは、誠に嬉しいニュースなのです。
モックン兄さん、受賞、本当におめでとう。


しかし、あれですね。
この映画が生まれるもととなったのはモックンが『納棺夫日記』 (青木新門著)を読み感動したことということで、モックンもまた、ずいぶんと渋い本に目を付けられたものですね。さすがは「シブ」がき隊です。

nokanf.jpg

私も、これまでに、もしここで明かしたなら絶対誰も信じてはくれぬような大物芸能人さまたちとお会いして来ましたが(っていうか一人は伯父さん)、長く芸能界で生き残る方というのは、ほぼ例外なく読書家でいらっしゃいますね。よく勉強されてます。
モックンもまた、その一人だったということのようです。

……って、ああ!
まーた芸能界半可通ブログへ元戻りだよ!!
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サビオラ

ぷぁりー様驚きです。*-*
受動隊+BE過去分詞?聞いたことはありませんが、
わかりますよ、その気持ち!!
私も過去に、BANDやってて、LIVEHOUSEでよくやってました。極少数ではありますが、サブカルチャ-の中心に
居た時の自分は、いつまでたっても色褪せる事無く残る物ですよね。
私は、楽器が出来ないのですが、最近FREE SOFTの
リズムマシ-ンDLして、はまってます。^-^

伯父様が芸能人?テレビ関係の方ですか?
またまた驚きです。^-^
私がBANDやってるときに、対バンの方にDR,中松の御子息がいました、びっくりしました。
今で言うDAIGO 見たいなものですね ^-^
その後どうなったかは知りません。
私は、自主制作CD1枚出して、自分のVO.詩.共に才能が
無い事を悟り、夢の山を下山しました。
今でも良い思い出です。
男は、思い出に浸ってしまう生き物なのですかね~。*-*


by サビオラ (2009-02-25 18:58) 

Ayame

ぷぁりーさんも、サビオラさんも、バンド経験者でしたか。
私、その昔先輩がバンドでヴォーカルやっていたら、かっこよいわぁ〜って、憧れましたね。

そんなに、モテモテだったのですかぁ〜、バンド時代は。
そりゃあ、今後の生活能力を試算しながら、黄色い声を張り上げる女の子なんぞ皆無でしたでしょうからね!未来は明るい、はずだった。
by Ayame (2009-02-26 07:45) 

ぷぁりー

>>サビオラさん
受動隊は、さる寒村の、しかも東半分だけでブレイクしたバンドでしたから(笑)、ご存知なくて当然ですよ。
それよりサビオラさんも相当、ミュージシャンでいらっしゃったのですね!「類友」とは良く言ったものですね。
私もドラマーとして1枚CDに参加して、新宿紀伊國屋書店などで棚に並んだことあるんですが、今ではあのCDは、なかったことにされてるらしいです。(笑)
作曲家としてアイドルのデビューシングルが出る話もあったのですが、試作盤まででポシャリました。
なかなか、音楽も文筆も、難しい世界です。

伯父はかつてはテレビの人でしたが、たぶん「演劇の人」と呼んで欲しいんだと思いますウィッシュ!(笑)
最近、陛下から勲章をいただいておりましたウイッシュ!

対バンのメンバーにスゴイ人いること、ありますね。
私はGodiegoを神と崇める一人なのですが、以前、後期Godiegoのベーシスト弟さんがいて、ひれ伏したことありますよ。(笑)
by ぷぁりー (2009-02-26 16:59) 

ぷぁりー

>>Ayameさん
最後の「、はずだった。」が、哀しいですねぇ~。(><)

そう、あの頃の色恋には「将来の生活能力」とかの計算は介入してなかったと思います。だから私はいつも、「小中学生のような恋がしたい」と言っているんですが、しかし、最近では小中学生の女子が体でカネ稼ぐ事例が出始めていますので、もはや「小中学生の恋」も変わっちゃってたり?とか考えております。
by ぷぁりー (2009-02-26 17:05) 

サビオラ

↑ウハハ!^-^ ぷぁり-様
もう、幼稚園児の様に、なるしかないですね ^-^
って、私も笑ってられないのですが *-*

でも、なんていうか、ピュア!そう、ピュア!
『○○チャン、大好き、結婚しようね』みたいな、
拒否されるとか、傷つくとか、考えてない、
言葉は、幼稚だけど素直な気持ち。
イイですね^-^ そうなりたい。
by サビオラ (2009-02-26 21:40) 

ぷぁりー

>>サビオラさん
幼稚園児の恋、ですか。(笑) たしかに、そうなりますね。
私は今んところ、このブログの何が一体おもろ~なんだか自分で意味不明なため、出版社さまからの有難いオファーも固辞しているのですが、もし出すとしたら
『小中学生のような恋    に、憧れるオヤジ』
みたいな書名になるかなぁ?(笑)なんて考えてたんですけれども、「幼稚園児のような恋」の方がキケン度満点で、逆にいいですかね?(笑)

それはともかく、本当にピュアな恋愛、一度でいいからしてみたい。
by ぷぁりー (2009-02-27 00:52) 

Ayame

ピュアな恋愛に憧れるのは,男女関係なく、みんななんじゃあないでしょうか。
だから、韓流ブームを巻き起こした冬のソナタが、特におばチャン方をノックアウトしちゃったんだと思います。
自分の経験とだぶらせる人,憧れる人,様々だと思いますが,ふ〜ん、何さ,などと言っていた人が,一番はまってしまったドラマでありました。

恋愛経験に乏しかった私は,旦那一人で終わっていますが、つき合い始める前には、なんとか,お誘いしようかと電話の前で,2時間以上も掛けたりすぐに切ったりを繰り返し,思い切ってデートに誘ってみたんですけど,あのドキドキが懐かしいなぁ。
旦那からは,(28のくせに)中学生みたいな恋愛の仕方だって笑われましたよ。
でも、「清水の舞台から飛び降りる気持ちで頑張ってみた。」って言ったら,「下で,しっかり受け止めさせていただきました♥」って言ってくれましたっけ。
あ、ごめんなさぁ〜い!!ただのおのろけになっちゃった。
私はお呼びでないですね?
今時じゃ,そういうのって幼稚園児の恋なんですかねぇ、がっくり。
by Ayame (2009-02-27 17:14) 

ぷぁりー

>>Ayameさん
それはまさしく私の理想とする恋愛ですねぇ……。

Ayameさんは、きっと何かとてつもなくツライ過去をあえて伏せている気がしているのですが(ってAyameさんだけでなく誰でもみんな壮絶な体験を経て生きるものと思うので)、拙文へのコメントを拝読する限り、うらやましいほどの幸福をお持ちですね。
ぜひ大切になさってください。
by ぷぁりー (2009-02-28 00:59) 

ayame

ごめんなさい。
とてつもなく、辛い過去というのは、生まれた環境に左右されると思うのです。親は選べませんからね。
我が家は,金持ちでもないし,質素にまじめに暮らしていましたが,友達と比べて,買ってもらえないことが,悔しいと思う程のこともなかったのは、ひとえに,父には,インテリジェンスがあるからという誇り、つまり、ファザコンが、あったからかもしれません。別に,買ってもらえなくても,当たり前で,ねだることもしたことが無かった。不幸せと思ったことも無かった。親の目をみただけで、ピンと来て、動くような,優等生で過ごしましたが,別段,優等生ぶって疲れていた訳でなかったので,親の気に入るように無理することも無かった。
強いて言えば,大学生でデブだったときに、実習初日グループ5人のうちの一人に,髪の毛が肩についているよと教えてあげて、手を伸ばしたら,きっと睨まれて,手を払われました。「デブは,触るなってことか?」
実は,後にも先にも,失恋よりも何よりも,これが,一番本当の意味できつかったかもしれません。
完全否定ですから。現代の「うざい。」「きもい」に相通じるものがあります。
1年間その5人グループで行動をともにするはずだった,初日でしたから、その後1年間,笑いを忘れて泣き腫らしてばかりいましたね。
失恋は,悲劇のヒロインになった気分に酔いしれながらの悲しみといいましょうか、ひたすら,悲しみにうちひしがれていればいいところがありましたが、何でもない人から,ひどい仕打ちで、存在を否定されるのは,辛いということは,身にしみて感じました。
かといって、見返してやるぞって,ダイエットするほど気概はなかったんですけどね。あの頃は,あきらめも入っていましたからね。

だから、自分を磨かなきゃいけないんだってわかったの。
容姿だけじゃないですよ。ほらほら、夢に輝くオーラを発信出来るように!!

あぁ、長くなっちゃった・・
済みません。
by ayame (2009-02-28 16:05) 

ぷぁりー

>>Ayameさん
いつも長文のコメントを恐れ入ります。自分も文章みたいのを書く人間として、それだけの長さを書くことがどれだけ時間と労力とを要するか分かるだけに恐縮です。

デブを憎む心理っていうのは、ありゃ何なんでしょうかね?
アメリカではデブは出世コースから外されるって聞きますが、本当ですか?(アーミテージさんなんかは結構・・・と思いますが。(危!)

私は親からいぢめられた上、学校でも(バンドがヒットするまでは)いぢめられっ子でしたから、恋愛以外の疎外が辛いのも良く分かりますよ。でも私のばやいは恋愛と同じな気がしますね。疎外は何でも辛いもんです。
by ぷぁりー (2009-03-01 00:17) 

Ayame

はい。アメリカでは,デブったら、日本なんてもんじゃない醜悪な巨体の方がごろごろいらしゃいますが、その一方で,セレブは,お金を健康に惜しみなくつぎ込み,そりゃあもう、スレンダーをキープしていらっしゃる。
仕事ができる人の中で,太った人は先ずいませんね。
自己管理が出来ない人には,仕事ができる訳が無いから信用は出来ないという発想です。

ちなみに、やっとそのことに自ら気がついた夫は,100キロ近くあった体重を見事80の大台を割るまでに落とし、昨日も半年も経たずに、買ったばかりのジーンズが既にゆるゆるとなって、さらに2サイズ小さいジーンズを買い直したところ。
今になって,ダイエットを見事にやってのけたことを暗に含んで,仕事ができる奴だと、周囲でかなり一目置かれるようになったと言っておりました。
ただ、毎朝,泳ぎに行っていますし,仕事に暇が出来たら,泳ぎ,車は極力やめて,何時間も掛けて出張先まで自転車こぎなど、かなりの時間と努力は続けている分,家の手伝いをしてくれるわけでもなくこちらにとっては,たいへんですよ。
要するに,地道に働いているだけでは,このアメリカ社会では,高カロリー食で、簡単に食事を済ませて、ぼてぼて太りまっしぐら,お金と時間を掛けて,健康管理することもできない,というからくりになっているようであります。
by Ayame (2009-03-02 17:20) 

ぷぁりー

>>Ayameさん
質問しておきながらスルーで大変失礼いたしました。
やっぱアメリカ合衆国ではデブが出世できないというのは本当だったのですね。
しかし皆さんカネと時間とをかけてスリムになっているとのことなので、成功した人が(条件整って)スリムになる、とも考えられますね。
そう言えば我が国でも最近、『貧困肥満』とかいう新書が出版されました。プァーなほどデブなんだそうで。
by ぷぁりー (2009-03-06 01:05) 

Ayame

日本でも同じ現象なのですね?
『貧困肥満』かぁ・・・
多分、『極貧』がいなくなってきたということでしょうね。
貧しくて,生活保護を受けても,携帯電話はもっているような・・・
螢の墓という映画を見ながら,思いました。
かわいそうな戦争孤児を見て,助けてくれるような余裕がみんなにあったら、餓死して行く子ども達もいなかっただろうに、みんなが苦しく、そんな子ども達がごろごろいたから、その子らにだけ情けをかけてもあげられなかった時代と今は、違いますよね。

貧しいと太れるって言うんですから、変なことです。
それだけ、物があふれ豊かになっているけれども病んだ社会になったとは言えませんかね?

by Ayame (2009-03-06 03:25) 

ぷぁりー

>>Ayameさん
本に関しては、どういった意味で書かれたものなのか読んでいないので分からないのですが、貧困肥満というのは興味をそそられますね。(自分も該当するだけに。(爆)

私自身の場合には、「貧乏暇なし」で働きづめに働いて運動する時間もカネもなく、さらに不規則な生活で食事するものでますますデブって行く……というvicious circleです。上で紹介した本の内容も、あるいはそんなものかな?という予感もしています。
私はモノが溢れてなかった日本を知らないため、特に今がAyameさんのおっしゃる病んだ社会なのかどうかも分かりません。ただ、プアな人たちが口にするものに、高カロリーなものが増えてるのは感じますね。だからこそトヨタの奥田相談役などから「貧困てお前、アフリカを見なさいよ」とか怒られるわけですが……。
by ぷぁりー (2009-03-06 23:52) 

Ayame

アメリカでは,貧困層=日雇い=ハイカロリーのファーストフードで簡単に食事を済ます。(イコールは,『ほぼ』)
の図式が、言われているようです。

本来ならば,餓死寸前のたとえばアフリカの子ども達を見たら,本当の貧困だというべきでしょうね。






by Ayame (2009-03-08 18:43) 

ぷぁりー

>>Ayameさん
まさにその「図式」が例の本には書かれてるんだろうと思います。

しかし、「貧困ていうのはアフリカみたいのを言うんだよ」と言って、ますます労働環境を悪化させられちゃうのには閉口してます。
by ぷぁりー (2009-03-09 00:15) 

Ayame

それは,詭弁だ〜〜!
大変だ〜!

非常勤=偽装個人請負人というのを、廃止しなければいけないですね。
おっと、コメントするブログが違ったか・・・

てへ。
by Ayame (2009-03-10 16:34) 

ぷぁりー

>>Ayameさん
いや、このブログもさりげなく雇用問題と絡めてますから大丈夫です。(笑)

偽装個人請負化は労災など諸々のコストが要らなくなるせいか、売上高は下がっても利益率はバツグンに伸びるみたいです。某経済紙の記事では、私の勤務先が他社を引き離すさまがグラフ化されて載りました。
こっちはたまったもんじゃないのですが。
by ぷぁりー (2009-03-10 22:26) 

Ayame

なんか、わかるなぁ〜。アカヒゲ先生を理想として、それを当たり前のように求めて,馬車馬のように疲弊するまで働かせてやっと成り立っている日本の医療界も実は,ちょっと似たようなところがあります。
私は,働いても,福利厚生がついたことが無い。ボーナスもらったことは,1回しか無い。国民保険ばっかり。

人件費にからむコスト減が、一番利益につながるということですね。

働く方は,本当にたまったものではありませんね。
それで、一度失敗したら,トカゲの尻尾切りでしょう??

by Ayame (2009-03-12 18:05) 

ぷぁりー

>>Ayameさん
ちょうどこれから、医師のリッチさ加減について記事を上げようと思ってたのですが、なかなか皆さんが超リッチってわけでもないんですね。福利厚生がないんですか。それじゃ、まんま私ですね。

我が職場はこの度、同業の中で、めでたく売上高利益率トップを取りました。でも、絶対収益の方では最下位争いやってるんですよね。
つまり、労働分配率を下げたがゆえの勝ち組ということで。
おっしゃる通り、こっちはたまったもんじゃありません。
by ぷぁりー (2009-03-13 01:16) 

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