「35歳過ぎると結婚はほぼ不可能」 だそうですが

下の記事によりますと、３５歳過ぎたら結婚はほぼ不可能だそうです：

「35歳過ぎると結婚はほぼ不可能　できたのは『男性で3% 女性で2%』」

結婚コンサルタントの大橋清朗氏は、「35歳を過ぎて結婚するのは超難関大学に入るより狭き門だと早く気付くべき」とおっしゃっておいでですが、そこまで狭い関門を抜けるために血のにじむような努力をするほど結婚とは価値のあるものなのだろうか？と私なぞは思ってしまいます。

一度、先祖供養にからんで結婚と繁殖の必要性を痛感はしましたが、最近また落ち着いて来て、「自分て、結婚したいのか？」と考えることが多くなって来た私。答えはＮＯなんですよね。何も今ある自由と安寧とをなげうってまでして結婚はしたいと思わない。草薙剛大学（チョナンカン、ね？）に入るより狭き門をくぐり抜けるべく頑張ろうという意欲は湧きませんね。勝手に門、狭まってれば？という感じ。
皆さんは如何ですか。

でも大橋氏のこのご指摘は鋭いですね：

「35歳を過ぎて結婚していない方の多くは、20代に恋愛よりも趣味や仕事に没頭した方です。」

まさに「俺のことが書いてある」状態です。
大橋氏は、何故かというに、そのような輩は自分が見えていず、「自分の相場」を分かっていないから、とおっしゃるのですが、それはどうかと思うにせよ、恋愛そっちのけで趣味や仕事に没頭して来た人間は、私の考えでは下記のようになりがちです：

１）３０代を超えても、自分の築き上げて来た世界を他人に壊されたくないと強く思う。
２）若くして激しい恋に落ちれば勢いで結婚してしまう確率も高いが、３５を過ぎてからでは様々な打算などが入って来て結婚に踏み切りにくくなる。

「自分の相場」は、私の観察する限り、かわいい娘さん、美しい女性がハッキリとお持ちですね。「自分ほどのかわいさ、美しさがあったら、どれくらい高値で売れるか」がきちんと分かっていらっしゃる。だから私のようなカネもないブサメンには決してなびかない。女子アナや美人女優さんが有名スポーツ選手や御曹司と結婚するのは、その良い例証です。

しかし上の記事、「『夢のない言い方ですが『就活』と一緒なんです』 大橋氏のご託宣はにべもない。」って、そんな指摘はもうとっくの昔に『「婚活」時代』が言ってるじゃないですか。いつの間にか「婚活」というと、一説には６％しかいないという年収６００万円超の男性とゴールインする女性たちの活動を意味するようになりましたが、白河桃子氏らが説いたのは全くそんなことではありませんでした。大橋氏のご指摘とおんなじ。「結婚はもはや就活と同じ意識で臨むものとなった」ということでした。
本を読まずにものを書くというのは、怖いですね。もって他山の石となします。